リスティング広告の効果

広告ほど効果検証が難しいものはないと思う。

今やっているのはリスティング広告。
いわゆるGoogleのAdwordsやOvertureでの広告です。

「手動ユニット」や「単軸ロボット」なんかで検索すると、現在僕が手がけているリスティング広告が表示されるはずです。

さてそのリスティング広告ですが、効果検証に現在頭を悩ませております。

単純にクリック数が伸びたからOKとか、コンバージョンが増えたからOKというものではなく、売上がどれだけ増えたかどうかを検証しなければならないので、これがまた大変。。

「広告の効果」ってどう捉えていいのやら。
売上が増えたからといって、その「増加」をどう解釈すればいいのか、なかなか簡単には答えがでないわけです。

この効果をしっかり検証しないことには、その広告が本当に成功だったのか否かが分からず、のちに繋ぐことができません。

今回痛感したことは、予め「効果・ゴール」を定めておき、それを検証するためのタグやアンケートなどを実施すべきだったということ。

次回行なうときの教訓としたいと思います。

製造業（工業）がWebでモノを売る方法

製造業・工業系のいわゆるBtoB商品は、なかなかWebで販売をするのが難しい。

基本は営業がガツガツ売りに行ってというのがスタンダードなだけに、ECサイトのような形でネット上で販売するのはなかなか難しいと感じています。
しかも工業系で購入権限や選定権限がある人というのは、インターネットを自由に使いこなせる若者というよりも、どちらかというと町工場のおじちゃんみたいな方が多かったりする。

言ってしまえば、インターネットに疎い方が多いというわけ。（これは完全に個人的な主観ですが。）

そんな中Webという媒体を使って、どのようにモノを売っていくか。

それを今模索しているわけです。

模索していて見つけた、B2B（製造業）向けWebプロモーションを発見したので紹介してみます。
個人的にもこれらのサイトを使ってPRってのを検討しています。


・イプロス
製造業・エンジニア向けのWebサイト。キーエンスの社内ベンチャー（１００％子会社）のようです。
新製品情報とかが多く掲載されており、無料で商品PRができたりとなかなか良い。もちろん有料で広告掲載もできます。

・NCネットワーク
「技術の森」で有名です。
製造業やエンジニアの方は、よく見る情報サイトになるではないでしょうか。
ここに広告を掲載することも可能です。有料ですがそこまで高くはないと思います。

・リスティング広告
AdwordsやOvertureなどです。
これは現在進行形で出稿しています。
キーワード（＝顧客ニーズ）に適した広告を出すことで、効果は上がりやすいと思います。
が、個人でやるには管理やメンテナンスが大変だと思います。。

・バリュープレス
Webプロモーションとはちょっと違いますが、プレスリリースを出すことが出来ます。
提携会社として、かなり多くの会社が登録されているので、その会社にむけて一斉にプレスを配信できます。
日経新聞なんかもあったので、場合によっては新聞にも掲載されるなんてことがあるかもしれません。
値段も数万円とかなりリーズナブルでした。


他にもいい方法を考えていきます。
SNSやtwitter、YoutubeなどBtoCでは一般的になりつつある方法もBtoBでうまく活用することができないか。
日々検討です。

その商品が売れない理由

商品開発をしているのですが、つねに考えていることがあります。

「売れる商品（売れた商品）と売れない商品（売れなかった商品）とはなんだろうか」ということ。

売れるも売れないもそれぞれ明確な理由があるはずで、そのキーワードを見つけないことには、売れる商品は開発できないし、売れない商品を売れるようにチェンジしていくこともできない。

最近紹介している、「手動ユニット・電動ユニット値下げ」について、上司から言われました。

「その商品は値下げをしたからといって売れるとは思わないよ。」

自分としては「価格」が売れない要因だと思っており、それを解決すべく値下げを行なったわけです。
ただし現時点では上司の言ったとおり、結果は出ていない。。
これは「価格」以外の何かが売れない原因で、それを改善しない限り、ずっと負け犬商品のままになってしまうということでもあります。

では売れない理由とは何なのか・・・？？

それはまだ見えていないというのが現状。

こういった工業品は設計から受注に至るまで、時間がかかるためもうしばらくは様子を見てみたいとも思いますが、それ以外の打ち手も考えないといけなくなりそうです。

お客様が「買う」理由と「買わない・買えない」理由。
KBF（Key Buying Factor）とは何なのか。
これを明確にすることがとても大切だと、改めて感じています。