効果的なメールマガジンとは

今回はメルマガについてです。

メルマガといえば、簡単に多くの人に配信できるという特性から様々な業界・企業で使われています。
ただし、多く使われているツールということは、それだけ競合も多いということ。
ほとんどのメルマガはクリックされることなくゴミ箱に捨てられるというのがオチではないでしょうか？

一般的にメルマガのクリック率は0.1～3％といわれているようです。
（もちろん業種・業界にもよるので一概にいえるわけではないですが。）
このクリック率の平均をみてわかるように、ほとんどが顧客にリーチできていないのです。

私もメルマガ担当ということで、メルマガを作る側の人間なのですが、このクリック率を高める方法に頭を悩ましています。
最近は各メルマガのクリック率の推移や、メルマガ記事ごとのクリック率・コンテンツ内容について分析をし、どのようなメルマガが最も効果的かを探っています。

そこで見えてきたことは、「タイトル」と「コンテンツ」がもっとも重要だということです。（かなり当たり前ですが。）

まずはタイトル。
これは読み手の興味を喚起する最も重要な部分。
読み手がどんな情報を欲しているのかということを十分に考える必要があります。
コンテンツの中身は、タイトルで興味をもった顧客がコンバージョン・クリックをするために重要な要素となります。


これらを効果的なものにするためには、配信顧客の属性と顧客の周辺環境を考えることが重要なのではと考えいます。
どういうことかというと、顧客の属性と周辺環境を知るということは、より興味のある話題を提供することができるようになるからです。

たとえば、顧客が購買の方だったとします。それと今の不景気という環境を加味すると、興味のある話題は「価格」になると思うのです。
それが分かれば、値下げの話や低価格を訴求したような話題・タイトルを持ってくることでクリック増加につながるはずです。

このように顧客の属性と環境をとらえることで、より効果的なメルマガを作ることができます。

私の作っているメルマガもやっとこの辺がつかみ掛けてきたところなので、改善を重ねて徐々に良いメルマガにしていきたいと思っています。
やはり読み手にとって価値ある情報を提供することが大切なんだと、当たり前のことを日々痛感しております。

Webマーケティングの効果測定について

Webを使ったマーケティングの効果測定は、そのほかの媒体に比べ比較的簡単だと聞く。

たしかにTVCMや新聞広告などは、本当にどれだけ効果があったか分かりにくい。
ネットを使えば、誰がいつどのようなルートで来たか分かるから、効果測定が簡単だということになるんだろう。

ただ、最近この『効果』を何とみなすかをしっかりと考えなければならないと思っています。
『効果』を測定するためには、測定するための仕組みを作らないといけないし（例えば測定タグを埋め込んだり）、集計したデータをどのように扱うかも重要になってきます。
Webだから何でもできると、ただ漫然にやっているだけでは、効果的なプロモーションなどはできないのです。

つまり何がいいたいかというと、効果的に行うために『効果』をどうするか、その測定のためにはどんなデータを取って、どのように加工するかを、事前に設計しておく必要があると思うのです。

何事も事前に計画しておくことが重要ということですね。

Webは多くのことができますが、万能ではないのです。
必要な要件にそって、測定のために必要な仕組みを作らないと、どんなに優れたマーケティングも無駄に終わってしまうんです。

さて、これを糧に次のマーケティング手法を考えましょう。

フォロワー企業の競争戦略

フォロワー企業とは市場における3番手以下の企業をいう。

基本的な戦略は
１．リーダー企業などの成功した戦略を模倣し、着実に利益を稼いでいくこと
２．コストを徹底的に抑え、中低価格志向の経済性セグメントを攻めること
３．模倣と同時に経営資源を蓄積し、研究開発に注力。シェア獲得を目指し徐々にチャレンジャー企業を目指す。

これらがセオリーともいえる大きな戦略の3本柱。

フォロワーの位置にいる企業が攻勢をかける場合、大規模なプロモーションはやらないほうがいいのではないでしょうか。
例えば値下げを行うなどした場合、新聞広告やテレビコマーシャルなどで大々的にプロモーションをすることは、あまり好ましくない。
なぜなら、シェアトップのリーダー企業などに動きを察知され、反撃を受ける可能性があるからです。

経営資源や商品力、ブランド力などはリーダー企業のほうが強く、反撃の打ち手を打たれた場合、フォロワー企業の戦略はあっという間に潰れてしまう可能性があると思うのです。

その可能性があるならば、誰にも気づかれずひっそりと打ち手を打っていき、リーダーに気づかれぬうちにシェア拡大、資源の蓄積を図るべき。
自分に力がついたと思ったときに、大きく動いてリーダーの座を脅かすようなアクションを起こせばいいのだと思います。

ビジネスは戦争みたいだな。

確実に自分の力をつけて、勝てるときに戦を始める。

いいことを学んだ瞬間でした。
まずはパワーを蓄積するのに力を注ぎ込むのに注力です。