某機械系商社で働いています。商品開発の傍ら、製造業相手にWEBマーケティングにも取り組み中。最近はソーシャルメディアマーケティングを導入しようと、社内で奮闘中。コメント・トラックバック・拍手歓迎です!
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時期もあり事業戦略の構築をお手伝いしています。
初めての経験ということもありいろいろと試行錯誤ですが、そんな中で見につけた基本的なことを書きたいと思います。
戦略を語るに当たり重要な視点は3Cです。3Cとは『自社』『競合』『市場(顧客)』の3つを意味します。
①自社(Company)
自社の商品の強みは何なのか?逆に弱みは何なのか?
強みが分からないと、勝負する武器が分かりません。
また弱みは改善点でもあり、自社の経営資源から弱みを克服できる可能性があるのか、ないのであればどうしたら克服できるのかを考える必要があります。
弱みの克服は様々な制約条件が絡んでくることがありますし、一長一短にどうにかなるものでもないので、じっくり打ち手を考える必要があると思います。
また売上等を見ることで、事業としての伸びや、場合によっては衰退を捉えることで打ち手が変わってきます。
②競合(Competitor)
自社の競合は何なのでしょうか?
すでに競合他社が存在しているのであれば、競合品の価格や品質、納期などを捉えることが重要です。
他社が存在していない市場であったとしても、何かから置き換えを狙ったものであれば、既存の何かを競合として考える必要があります。(例えば、今まで顧客が自分で作っていたものを商品化することで、内製からのスイッチを狙うのであれば、内製を競合として捉えることになります)
競合の状況が把握できたら、どう打ち手を打てば、顧客から奪取できるかを考えます。
要はスイッチングさせる方法です。
価格であれば、スイッチングコストを調べることが大切です。1円でも安ければ乗り換えるものなのか、それとも20%安でないと乗り換えないものなのか。それは商品特性によっても変わってきます。
③市場(Customer)
最後は市場(顧客)です。
自社の商品はどのようなマーケットをターゲットとしているのかを捉えることが大切です。
セグメンテーションすることで、自社のターゲティングが出来ます。
セグメンテーションをした結果、「このセグメントは自社の強みを考えて攻めるべきでない」や、逆に「一気に攻め込み勝てる余地のあるセグメントだ」などが分かってきます。
例えば、会社の規模と使用量でセグメントを切った場合、大手の大口顧客は競合がうじゃうじゃいるため攻めても勝てる可能性が薄いや、逆に中小規模の小口顧客は競合他社も進出していないため勝ち戦をすることができるなどです。
レッドオーシャンとブルーオーシャンを見極めることは大切です。
また購買動機、購買プロセスなどを知ることで、どのタイミングでどうアプローチするのが効果的かなど打ち手が明確になります。
以上の3つの視点で戦略を考えると取っ掛かりがいいと思います。
事業戦略は本当に難しいですが、頭をフル回転して出した答えは仮に成功しなかったとしても、次の学びになると思います。
初めての経験ということもありいろいろと試行錯誤ですが、そんな中で見につけた基本的なことを書きたいと思います。
戦略を語るに当たり重要な視点は3Cです。3Cとは『自社』『競合』『市場(顧客)』の3つを意味します。
①自社(Company)
自社の商品の強みは何なのか?逆に弱みは何なのか?
強みが分からないと、勝負する武器が分かりません。
また弱みは改善点でもあり、自社の経営資源から弱みを克服できる可能性があるのか、ないのであればどうしたら克服できるのかを考える必要があります。
弱みの克服は様々な制約条件が絡んでくることがありますし、一長一短にどうにかなるものでもないので、じっくり打ち手を考える必要があると思います。
また売上等を見ることで、事業としての伸びや、場合によっては衰退を捉えることで打ち手が変わってきます。
②競合(Competitor)
自社の競合は何なのでしょうか?
すでに競合他社が存在しているのであれば、競合品の価格や品質、納期などを捉えることが重要です。
他社が存在していない市場であったとしても、何かから置き換えを狙ったものであれば、既存の何かを競合として考える必要があります。(例えば、今まで顧客が自分で作っていたものを商品化することで、内製からのスイッチを狙うのであれば、内製を競合として捉えることになります)
競合の状況が把握できたら、どう打ち手を打てば、顧客から奪取できるかを考えます。
要はスイッチングさせる方法です。
価格であれば、スイッチングコストを調べることが大切です。1円でも安ければ乗り換えるものなのか、それとも20%安でないと乗り換えないものなのか。それは商品特性によっても変わってきます。
③市場(Customer)
最後は市場(顧客)です。
自社の商品はどのようなマーケットをターゲットとしているのかを捉えることが大切です。
セグメンテーションすることで、自社のターゲティングが出来ます。
セグメンテーションをした結果、「このセグメントは自社の強みを考えて攻めるべきでない」や、逆に「一気に攻め込み勝てる余地のあるセグメントだ」などが分かってきます。
例えば、会社の規模と使用量でセグメントを切った場合、大手の大口顧客は競合がうじゃうじゃいるため攻めても勝てる可能性が薄いや、逆に中小規模の小口顧客は競合他社も進出していないため勝ち戦をすることができるなどです。
レッドオーシャンとブルーオーシャンを見極めることは大切です。
また購買動機、購買プロセスなどを知ることで、どのタイミングでどうアプローチするのが効果的かなど打ち手が明確になります。
以上の3つの視点で戦略を考えると取っ掛かりがいいと思います。
事業戦略は本当に難しいですが、頭をフル回転して出した答えは仮に成功しなかったとしても、次の学びになると思います。
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商品を開発するにあたり避けては通れない問題が、「特許」や「著作権」といった作成者の権利である。
最近社内でも注目のキーワードです。
そんな特許や著作権について、ふと感じたことがあるのでつらつらと。(今回は特許というより著作権というほうにフォーカスしてます)
モノである以上、全てのものに著作権というのは存在します。
それはブログの記事のような些細なものから、テレビ番組、絵画、キャッチコピーなど様々な製作物に関係してきます。実世界では、この著作権については遵守する必要があると思いますが、インターネットの世界では著作権を守らないほうが良かったりすることもあると思うのです。
著作権に抵触しないようにするのは当然の考え方ですが、例えばテレビ番組やアニメなどがアップロードされているYoutubeや、芸能人の写真を貼っているブログなど、著作権をフリーにしていることで人が集まったり、PVが伸びているサイト・サービスもあるというのも現実です。
「ここにあるものは全部フリーですよ。勝手にもっていってください」としているサイトのほうが活気がある気がします。自分もそういうサイトは好んで使っていると感じています。
インターネットの重みがどんどん強くなっていくと、結果として著作権フリーな世界が誕生し、そこではある人の著作物に対しアレンジが加えられより進化していくという世界になっていくのではと思っています。
こういう話は、昔Web2.0という言葉が流行ったときにもあったと思いますが、これかれは益々その流れが強くなっていくんだろうなと思います。著作権があーだこーだと言っていると、あっという間に置いていかれるんだろうな。
当然、インターネットとは全く無縁の世界や、著作権の考え方がとても重要な世界もあるのでしょうが。
工業系なども古い考え方の世界ではあるため、どこまで著作権フリーな考え方が通用するか分かりませんが、利用できる場所(例えばCADデータや技術情報など)ではどんどんフリーな方向に持っていくべきでしょう。
そんなことを感じた一日でした。
最近社内でも注目のキーワードです。
そんな特許や著作権について、ふと感じたことがあるのでつらつらと。(今回は特許というより著作権というほうにフォーカスしてます)
モノである以上、全てのものに著作権というのは存在します。
それはブログの記事のような些細なものから、テレビ番組、絵画、キャッチコピーなど様々な製作物に関係してきます。実世界では、この著作権については遵守する必要があると思いますが、インターネットの世界では著作権を守らないほうが良かったりすることもあると思うのです。
著作権に抵触しないようにするのは当然の考え方ですが、例えばテレビ番組やアニメなどがアップロードされているYoutubeや、芸能人の写真を貼っているブログなど、著作権をフリーにしていることで人が集まったり、PVが伸びているサイト・サービスもあるというのも現実です。
「ここにあるものは全部フリーですよ。勝手にもっていってください」としているサイトのほうが活気がある気がします。自分もそういうサイトは好んで使っていると感じています。
インターネットの重みがどんどん強くなっていくと、結果として著作権フリーな世界が誕生し、そこではある人の著作物に対しアレンジが加えられより進化していくという世界になっていくのではと思っています。
こういう話は、昔Web2.0という言葉が流行ったときにもあったと思いますが、これかれは益々その流れが強くなっていくんだろうなと思います。著作権があーだこーだと言っていると、あっという間に置いていかれるんだろうな。
当然、インターネットとは全く無縁の世界や、著作権の考え方がとても重要な世界もあるのでしょうが。
工業系なども古い考え方の世界ではあるため、どこまで著作権フリーな考え方が通用するか分かりませんが、利用できる場所(例えばCADデータや技術情報など)ではどんどんフリーな方向に持っていくべきでしょう。
そんなことを感じた一日でした。
学生時代に勉強していたリーダーシップ論をふと思い出す。
いつも読んでいるメルマガに書かれていたことと、最近新しい上司に代わったことがきっかけ。
レヴィンという心理学者が、リーダーシップについて述べている。
その人曰く、リーダーシップとは以下の3パターンがあるとのこと。
1)専制型リーダーシップ
命令を与えないと動かない集団と捉え、意思決定や作業手順などリーダーから指示を行う。
2)放任型リーダーシップ
大人の集団と捉え、自主性にまかせ、部下/集団の活動にリーダーは関与しない。
3)民主型リーダーシップ
意思決定を集団で討議し、決まったことを遂行していく。
レヴィンはこの中でも(3)の民主型リーダーシップがもっとも優れたリーダーだと言っています。
※「ユニバーサルプランナーズの仕事のサプリ」より引用
http://www.mag2.com/m/0000263446.html
確かにある程度個人の意見を尊重し、かつしっかりとハンズオンする上司のほうが、部下としてもやりやすいし、何よりモチベーションがあがりやすい。(少なくとも自分はそうだ。)
それが完全な管理野球になってしまうと、息の詰まるような組織になってしまう。
かといって、放任しすぎだと、不測の事態が生じたときに責任を取ることができず死にそうになってしまう。
つまり民主型ってのが一番バランスが取れているということだろう。
そんな組織はやっぱり働きやすいと思うのです。
自分が部下を持つような立場になったら、民主型でいたいものです。
いつも読んでいるメルマガに書かれていたことと、最近新しい上司に代わったことがきっかけ。
レヴィンという心理学者が、リーダーシップについて述べている。
その人曰く、リーダーシップとは以下の3パターンがあるとのこと。
1)専制型リーダーシップ
命令を与えないと動かない集団と捉え、意思決定や作業手順などリーダーから指示を行う。
2)放任型リーダーシップ
大人の集団と捉え、自主性にまかせ、部下/集団の活動にリーダーは関与しない。
3)民主型リーダーシップ
意思決定を集団で討議し、決まったことを遂行していく。
レヴィンはこの中でも(3)の民主型リーダーシップがもっとも優れたリーダーだと言っています。
※「ユニバーサルプランナーズの仕事のサプリ」より引用
http://www.mag2.com/m/0000263446.html
確かにある程度個人の意見を尊重し、かつしっかりとハンズオンする上司のほうが、部下としてもやりやすいし、何よりモチベーションがあがりやすい。(少なくとも自分はそうだ。)
それが完全な管理野球になってしまうと、息の詰まるような組織になってしまう。
かといって、放任しすぎだと、不測の事態が生じたときに責任を取ることができず死にそうになってしまう。
つまり民主型ってのが一番バランスが取れているということだろう。
そんな組織はやっぱり働きやすいと思うのです。
自分が部下を持つような立場になったら、民主型でいたいものです。
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